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A380、2021年に生産終了へ エミレーツ航空、39機キャンセル

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 エアバスは現地時間2月14日、総2階建て大型機A380型機の引き渡しを2021年で終了すると発表した。A380の最大顧客であるエミレーツ航空(UAE/EK)が、受注残のうち39機をキャンセルすることに伴うもの。エミレーツはキャンセルし、A330-900を40機、A350-900を30機発注する。エミレーツが両機材を発注するのは初めて。

21年に引き渡しを終了するA380=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

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 エミレーツは1月末現在、A380を162機を発注済みで、109機を受領している。受領待ちとなっていた53機のうち39機をキャンセルし、発注量を162機から123機に減少。注残となる14機は、2021年までに受領する。

 エアバスのトム・エンダースCEO(最高経営責任者)は、14日の声明で「他社からの受注残はほとんどなく、生産を維持する基盤もない」と説明。2021年の引き渡しで終了するとした。

 今年1月末時点の受注リストによると、A380はエミレーツなど16社から313機受注し、234機が引き渡し済み。受注残は79機となっている。

 日本では、ANAホールディングス(ANAHD、9202)が3機発注済み。3月に初号機(登録記号JA381A)を受領し、傘下の全日本空輸(ANA/NH)が5月から成田-ホノルル線に投入する(関連記事)。

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